
代理送信・代理署名はどこまでOK?運用ルールの作り方
電子契約の代理送信・代理署名は、便利な反面「権限・本人性・証跡」で事故が起きやすい。やっていい範囲、役割分担、ログ設計、最小ルールを現場向けに整理。

| 種類 | 何をする? | 運用の考え方 |
|---|---|---|
| 代理送信 | 契約書を相手へ送る | 権限とログ(誰が送ったか)を残せば運用しやすい |
| 代理署名 | 相手/自社の署名行為を代行 | 委任・承認の証跡が必要。むやみに広げない |
ポイント:揉めるのは「誰が決めたか」が説明できない時です。代理を許すなら説明できる形を先に作ります。
共通点:代理そのものが悪いんじゃなく、権限と証跡が曖昧なことが問題になりやすいです。
| 項目 | 決めること | 例 |
|---|---|---|
| ① 代理送信OK範囲 | 誰が、どの契約なら送っていいか | 定型契約のみ/初回は不可 など |
| ② 送信前チェック | 宛先・版・金額など必須確認 | 相手名/金額/期間だけプレビュー |
| ③ 社内承認の入口 | 送っていい状態の条件 | 担当+上長OKが揃ってから送信 |
| ④ ログ(証跡) | 誰が代理で送ったか残す | 件名・本文に「代理送信」を一言 |
代理署名について:代理署名は扱いが重くなるので、基本は「本人が署名」。どうしても必要な時だけ、委任の証跡を残せる形で運用します。
| 件名 | 【契約書】ご署名のお願い(オンライン締結) |
|---|---|
| 本文 |
お世話になっております。担当の○○が不在のため、代理でご連絡いたします。 契約書の締結につきまして、オンライン(電子契約)でお手続きをお願いいたします。 本メール(リンク)から内容をご確認いただき、画面の案内に沿ってご署名ください。不明点があれば本メールへご返信ください。 |
コツ:代理の説明は長くしない。「不在のため代理でご連絡」だけで十分です。