

電子契約が止まる原因の多くは、こちらの手順ではなく相手の抵抗感です。
しかも「嫌です」とは言われず、こんな形で出てきます。
結論:相手が嫌がるのは“電子契約そのもの”ではなく、不安が解消されていないからです。
この記事では、嫌がる理由を5つに分け、反論別の説明テンプレ(コピペ可)を用意します。
| 理由 | 相手の本音 | こちらの対応 |
|---|---|---|
| ①怪しい(詐欺に見える) | メールのリンクを押したくない | 事前連絡+件名固定+送信元説明 |
| ②社内ルールで紙 | 勝手に変えると怒られる | ルール確認+代替案提示 |
| ③押印文化の安心感 | ハンコがないと不安 | 証跡の説明+保存方法の案内 |
| ④手順が面倒 | やり方が分からない | 2行手順+サポート宣言 |
| ⑤個人情報・セキュリティ不安 | 情報が漏れないか心配 | 送信先・閲覧制限・ログの説明 |
ポイント:相手の反論は「種類」が決まっています。種類別に返し方を固定すると、毎回悩まなくなります。
説明テンプレは、押し付けるほど逆効果です。コツは次の順番です。
順番(おすすめ):
ポイント:最後に選択肢を置くと、相手は逆に電子で進めやすくなります(押されている感が消える)。
リンクを押したくない相手には、まず「安心材料」を渡します。
テンプレ:
ご心配はもっともです。オンライン署名のご案内は当社からお送りしますが、念のため送信元アドレスと件名を共有いたします。
件名:『【ご署名依頼】〇〇契約書(オンライン締結)』
送信元:〇〇(当社)
ご不安があれば、リンクを開かずに本メールへ返信いただければ、こちらで確認しながら進めます。
追加で効く一手:事前に「これから署名依頼メールを送ります」と一報を入れるだけで、怪しさが消えます。
これは“説得”しない方が早いです。相手の社内事情があるので、確認して選択肢を出します。
テンプレ:
承知しました。貴社の社内ルールがあると思いますので、差し支えなければ紙が必須なのか/電子も条件付きで可能なのかだけ教えていただけますでしょうか。
もし紙が必須でしたら、紙での手続きに切り替え可能です。
電子が条件付きで可能な場合は、その条件に合わせて進めます。
ポイント:「紙が必須」と言われたら、早めに紙へ切り替えた方が全体が止まりません。
押印文化の不安は「証拠になる?」なので、証跡を短く説明します。
テンプレ:
ご不安はもっともです。オンライン締結では、押印の代わりに送付・閲覧・署名の履歴(ログ)が残り、締結後のデータも確定します。
締結後はPDFとして保存も可能ですので、紙と同じように保管いただけます。
操作がご不安でしたら、こちらで手順を案内します。
コツ:長く説明しない。ログ・保存・サポートの3点だけで十分伝わります。
相手が面倒がっている時は、2行手順で終わらせます。
テンプレ:
手続きは簡単で、メールのリンクを開いて「確認」→「署名(同意)」の2ステップです。
もし途中で止まりそうでしたら、こちらでサポートしますのでそのままご連絡ください。
ポイント:相手が一番嫌がるのは「自分で調べること」です。サポート宣言が効きます。
セキュリティ不安には、安心材料を“具体”で返します(抽象は逆効果)。
テンプレ:
ご心配はもっともです。オンライン署名では、署名の操作履歴(ログ)が残り、締結後のデータも確定します。
また、署名依頼は指定した宛先に送付され、手続きの履歴も確認できます。
もし貴社のセキュリティ要件(送信先制限等)があれば、条件を教えていただければ合わせて進めます。
コツ:相手の要件を聞くと“こちらが合わせる姿勢”が伝わり、拒否が和らぎます。
相手が固い時は、こちらが折れる余地を先に見せると早いです。
テンプレ:
もしオンライン締結が難しければ、紙での手続きに切り替え可能です。
ただ、オンラインで進められる場合は手続きが早く完了しますので、可能な範囲でご検討いただけますと幸いです。
ポイント:紙を選べる安心感があると、相手は電子でも進めやすくなります。